廃盤となってるDJ PAT SATの日記の1、2に日付のない日記小幡玲央の解説(タラウマラ を通して知った解説を手がけるこの方の単独のZINEもぜひ手にして欲しい。)、著者による前書きを加えた375Pに及ぶ日々の思考、行動とそこにある環境を文章を通して感じ、自らもそこで思考することが自然とおこる。そんな書物です。著者本人は、レイモンド・マンゴーの『就職しないで生きるには』はこれを読めば一旦読まなくていいと書いてましたが、自分はそこにエリック・ホッファー自伝も一旦本棚にいれてもいいかなと思いました。(お前この本買ってから、一回古本屋で買おうとしてただろっていうのありますけどね笑)
日々の出来事から思考が巡っていく。年齢の話から数字が苦手という話が小説にある縦軸と横軸になっていく。(っていう読書感想メモが残ってたんですが最後の方ちょっと自分でも理解できないんですけど。)とここにある話を自分に置き換えるというよりはそこにあるその出来事に対して、自らの思考が始まっていくところがとても気持ち良い。
書きたいことはたくさんあるのですが、それは全てここに書いてあることから始まった思索のメモなので、またこのREVIEW見たら新たなこと書いてるかもしれません。文庫本でこんな持ちやすくてへたりにくい装丁もなかなかないと思います。
著者 DJ PATSAT
解説 小幡玲央
発行所 タラウマラ
装丁・本文デザイン 呉松慶吾
カバー印刷 マノ製作所
印刷・製本 イニュニック
375頁 文庫サイズ