
フリーライターで作家である太田明日香さんがカナダで暮らした中で、言葉のことから知見を広げていく。移民という言葉を一つ一つのことを生活の中で熟考して、平易な言葉で置き換えていっているように感じました。エッセイ自体としても面白いし、異文化、多文化について自然と考えられるよい本だと思います。個人的に八百屋をどこの国の人が経営しているかどういう人が来るかについては良く池袋で考えてたので、その時の考察が深まりました。ところどこに入る詩が層をなしていることを気づかせてくれます。
表紙の左端に少しスレがありますが状態良いです。