MICHIOSHKAは音楽を編める人だと思う。EBBTIDE RECORDSに行くと、そこはMICHIOSHKAの時間が流れている。DJを聴いていても同じで、それはまるで会話しているみたいで、実際に会話していると、より立体的に音源に触れることができる。当たり前だけど当たり前でないこと。それを当たり前のように感じれることに小さくガッツポーズする。
MICHIOSHKAの待望の新作は、あの名作の続編のタイトルを冠したMIXCD。最新のHIPHOPを取り扱うレコード屋店主ならではの楽曲を中心に置きつつ、地続きである新旧他ジャンルへの偏愛も忍ばせる内容になっている。サブスクリプションサービスや、それに伴うプレイリストカルチャーが拡大しているこの時代に(これはこれで素晴らしい)、MIXCD、それもレコードをメインに使用したプロダクトを制作する理由。それは単純にMICHIOSHKAがその行為と音楽を愛しているからとしか言えない。もしくは異常に頑固なのかもしれない。いつも店に行くと、魚の美味しい食べ方とHIPHOP以外の音楽の話がメインになるんだけど、やっぱりこの人はどこまでもB-BOYなんだなと改めて感じた。聴いた後は、良いレコード屋に行った後のアノ気分。
CE$
■プロフィール
Michioshka (EBBTIDE RECORDS/seminishukei)
1981年生まれ。徳島県出身。KINGKONG、newtone recordsでの勤務を経て2013年よりEBBTIDE RECORDSを切り盛り中。日本のレコード屋で一番魚類に詳しい、知らんけど。 音楽がとても好きなのでおすすめあれば教えて下さい、僕もおすすめお教えします。
趣味はカヤック・フィッシング、登山。